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【シートポスト固着】ギギギ! シートポストが抜けない⁉ クロモリフレーム+アルミシートポストの固着を修理

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取り出した固着シートポスト


おはこんばんちわ!

リハビリを継続しつつ自転車に乗れるようになって嬉しいみやなー。です。

4月に入って暖かくなり、自転車に乗るのが気持ちいいですね♪

 

随分前に嫁さんがクリスマスプレゼントに買ってくれた自転車「ライトウェイ グランドソノマ」シートポスト固着の修理をレポートします。

このままでも乗れるには乗れるのですが、サドルが低くて漕ぎにくいし、ちょっと向きが曲がってて気持ち悪いのです・・・。

 

 

とはいえ、このシートポストさえなんとかなってしまえばぐっと乗りやすくなります。

僕と同じように

クロモリフレームのシートポスト固着に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです♪

 

気が付けば3900文字の長文になってしまいました。

読むのにおよそ6分程かかりますが、最後までお付き合いいただければと思います。

 

電蝕】クロモリフレーム+アルミシートポストの悪夢の競演

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ライトウェイ グランドソノマ

僕のグランドソノマのフレームはクロームモリブデン鋼(略してクロモリ)という鉄でできています。

シートポストはアルミ製です。

クロモリ+アルミの組み合わせでは電蝕という現象が起こります。

電蝕とは以下のような現象です。

 

 ”「電気化学腐蝕」の略。

二種の異なる金属が同時に電解質溶液に接触したとき、金属間の電位差によりイオン化傾向の強い金属から弱い金属に電子が移動、電荷を失った金属原子イオンとして溶液中に溶け出すことで金属が腐食する現象を言う。

 

 

はてなキーワードより引用しました。

 

カンタンに言うと、

「ちょっとやそっとじゃどうにもならない錆びつき」です。

 

古いクロモリロードを買ったとか、

昔乗っていたランドナーをレストアするとか、

こういう場合にいくら頑張ってもびくともしないシートポストに直面することがあると思います。

僕の場合もどんなに力を入れてもシートポストはびくともしませんでした。

 

長期戦か? 短期決戦か⁉

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固着したシートポスト

「クロモリフレーム シートポスト 固着」などで検索すると、たくさんの死闘の記録を見ることができます。

主なやり方は

  • 浸透潤滑剤などを長時間かけて浸み込ませる
  • バーナーなどで炙る
  • カナノコなどで切断する

などがあるようです。

浸透潤滑剤を使ったやり方はかなりの時間がかかる上、結局うまくいかなかった方も多いようです。

バーナーやカナノコを使うやり方は比較的短時間でできるようですが、どちらも簡単にとはいかないようです。

僕はまず簡単にできそうな浸透潤滑剤を使った方法を試してみました。

 

ちょっと高級な浸透潤滑剤 待てど暮らせど・・・

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トラスコ アルファシントウスプレー

「トラスコ アルファシントウスプレー」は僕の勤める航空機部品製造工場でも使っている浸透潤滑剤です。

良く浸透して潤滑力も高いので、個人的にも購入してバイクや自転車に使っています。

 

これを2日に一度、シートポスト周辺にスプレーして1か月程様子を見ましたが、効果はありませんでした。

 

もうラチあかん! シートポストぶった切り作戦!

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サンダー(ディスクグラインダー)と切断したシートポスト

 

これはもうラチがあかないと浸透潤滑剤以外のやり方を検討しました。

バーナーとカナノコですね。

 

バーナーは火事が怖いし、フレームの塗装が溶けてしまいます。

いずれはフレームの塗り替えもしたい気はしますが、今回はあまり手間をかけたくないのでバーナーを使うやり方はパスです。

 

というわけで、シートポストを切断して取り出すことにしました。

まずはサドルや取り付け金具を取り外します。

フレームから突き出た部分を「サンダー(ディスクグラインダー)」で切断します。

 

サンダーを使うとカナノコよりも短時間で切断できます。

プライヤーで掴む事も考えて、フレームから2cm程上を切断しました。

その後、カナノコでカットしやすいように切込みを2本入れます。

 

サンダーで切断するとかなりの金属粉と、騒音が発生します。

回転するディスクで怪我をする可能性もありますので、ゴーグル、耳栓、手袋をしましょう。

 

 

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ハンディソー アルファフィッシュ 先端まで刃がある

 

切断にはパイプの内側から切りやすく、先端まで刃のある「ハンディソー アルファフィッシュ」を使いました。

 

切込みに合わせてハンディソーで切っていきます。

フレーム内にどれだけシートポストが入っているかによって切断にかかる時間は変わってきますが、あせらず、のんびりやりましょう。

 

力を入れてガンガン切ろうとするとすぐ疲れてしまうし、何かの拍子に刃が引っかかったりするととっさに止められず、刃を折ったり怪我をしたりする可能性があります。

 

なかなか進まないのではじめて5分で後悔しましたが、軽い力であせらず急がず作業しました。

持ち方や体勢などを変えながら、のんびりやるのが疲れない秘訣だと思います。

 

勢い余ってフレームまで切ってしまわないように注意しましょう。

少しずつ切りながら刃の角度を確認するといいと思います。

ある程度切れたら、プライヤーなどでグニグニ動かすとどこまで切れているか確認しやすいです。

 

取れた! 感動の瞬間と押し寄せる達成感

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取り出したシートポスト 長さ約18cm

休憩したりコーヒーブレイクをしたりしながら

およそ4時間かかってついにシートポストを切断できました。

プライヤーでグニグニして、パキッと細い部分(写真の左の部分)が取れたら、浸透潤滑剤をスプレーしてシートポストを潰すようにプライヤー掴み、渾身の力を込めて捻ります。

 

そこでシートポストが回ればしめたもの。

右に左にぐいぐい捻りながら上に引き抜きます。

引き抜いたシートポストは約18cmの長さでした。

かなり達成感のある作業です。

 

フレーム内の金属粉は、ひっくり返してパーツクリーナーを吹き入れれば取り出せると思いますが、アルミだし錆びないし、そのままにしちゃいました。

気になる方はひっくり返してパーツクリーナーで吹き出してみるといいと思います。

 

シートポストを切ってみた感想

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固着シートポストを取り外したフレーム

かなり根気のいる作業でしたが、ずっと気になっていた部分だったので、とてもスッキリしました。

フレーム内には汚れもあったので、浸透潤滑剤をスプレーしてぞうきんなどで拭いておきました。

 

シートポストが固着してどうにもならなくなってしまった場合は切断するのがいちばん手っ取り早くて確実な気がします。

フレームまで切ってしまわないように気を付けましょう。

僕はちょっと切ってしまいました・・・。

 

古いクロモリロードを買ったり、昔乗っていたランドナーをレストアする時にシートポストが抜けない! という事態に直面してしまった方は試してみてはいかがでしょうか。

 

また固着してしまわないように、定期的にシートポストを引き抜いて潤滑油を差しておくといいようです。

 

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